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☆シックハウス症候群について☆
シックハウス症候群とは?
私たちの住まい。生活の基礎となっている、住宅が原因であるため、
“家”という大きな買い物をした人にとっては、とても深刻な問題となっています。
1990年代頃から問題視されるようになりましたが、それ以前、1980年頃から
こういった症例も報告されていたのですが、原因がわからず、
自宅での療養していて症状が更に大きくなるケースも見られたようです。
シックハウス症候群とは、新築住宅やリフォーム(改装工事)後に、
建材(建具・家具・合板等)から室内に発生する化学物質等による室内空気汚染が
原因で、健康を損なう事とされています。
しかし、その定義は明確ではありません。
新築工事やリフォーム工事をする際、少量ではありながらも、
化学物質を含む建材が用いられて、高気密化仕様の新築住宅では、シックハウス問題が
まったくないわけではなく常に換気を心がける必要があります。
日本では、1970年に建築物の衛生的環境の確保に関する法律が定められ、
空気環境については、基準が決められています。
さらに、必要換気量の規定が設けられる様になりました。
新築や増改築・リフォームの場合は、
シックハウス症候群えお起こす物質の少ない建材や建具を選ぶようにする。
現在では、たくさんそういった商品が出ています。
また、入居時換気しておき、入居後にも、換気扇を回したり、
窓を開けてこまめに換気することを心がけましょう。
押入れやタンス等の扉も全開にしておきます。
☆シックハウス症候群を起こす物質とその症状 【スポンサードリンク】
・ホルムアルデヒド 主に頭痛
・トルエン 喉の痛みなど
・キシレン 眼の痛みなど
・パラジクロロベンゼン 鼻炎
・木材保存剤 嘔吐
・可塑剤 呼吸器障害など
・防蟻剤 めまいなど
上記の症状を防ぐお勧めの建材
珪藻土 漆喰 エコカラットなど
☆建築基準法よるF☆☆☆☆の注意!
建築基準法より、F☆☆☆☆(フォースター)の建材は、無制限に使用していい
という事になっていますが、F☆☆☆☆は、あくまで低ホルムアルデヒドという事であって、
全く害が無いという事ではありません。
【F☆☆☆☆=無害】という事ではないので注意しましょう。
当然の事ながらF☆☆☆☆の建材を使われていても換気は必要ですよ。
☆建築材料の区分、 表示記号、
内装仕上げの使用制限とホルムアルデヒドの発散速度 について
建築材料の区分 表示記号
・建築基準法の規制対象外 F☆☆☆☆
使用制限はありません 0.005mg/(u・h)以下
・第三種ホルムアルデヒド発散建材 F☆☆☆
使用面積が制限されます 0.005〜0.020mg/(u・h)
・第二種ホルムアルデヒド発散建材 F☆☆
使用面積が制限されます 0.020〜0.120mg/(u・h)
・第一種ホルムアルデヒド発散建材 F☆
使用禁止 0.120mg/(u・h)超
☆室内環境基準
・浮遊粉塵 0.15mg/m3以下
・一酸化炭素(CO) 10ppm以下
・炭酸ガス(CO2) 1000ppm以下
・温度(居室) 17℃以上28℃以下
・相対湿度 40%以上70%以下
・気流 0.5m/秒以下
以上のような設定基準によって、新築の場合完成検査がおこなわれます。
このように住宅を提供される側も少しでも安心して住めるような住宅造りをされています。
しかし、残念な事にシックハウスという症状に悩まされている方がおられるのも事実です。
シックハウス症候群えお起こす物質の少ない建材や建具を使っていても、
やはり換気をするという事は大事な事だと思います。
新築住宅・リフォーム後に入居される方は、十分換気に気を配ってください。
それから、賃貸マンションやアパートだからといって安心は出来ません。
新しく入居する際は、床・壁・天井の仕上げ材(クロス・フローリング・カーペットなどなど)
の張替えに使われる接着剤からも化学物質は出ていますので換気には、
十分気をつける様にしましょう!
新しく生活をはじめていく空間。
あなたが暮らす場所だからこそ、
あなた自身が気をつけることも大切な事ではないでしょうか。
少しでもおかしいと感じるようでしたら、施工業者の方に問い合わせるなど、
早め早めの対応が一番です。 |