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☆オイルステインペイントの使い方☆
【オイルステイン】(ステイン)とは、半透明の着色剤で、
【木の木目】【木肌】を生かしたペイントをする事ができる塗料です。
材料の【木】に浸透していき、その【木】を保護する働きもあります。
油性・水性(水性は水性ステイン)とあり、色のバリエーションも最近では豊富にそろっています。
【天然木】(人工栽培ではなく、野山に自然に生えた樹木)の家具では、
美しい木目を生かす【オイルステイン】のペイントをおすすめします。
天然木で作られている家具には、
【コーティング塗装】(塗膜が分厚く、ピカピカの塗装)されている事が多いのですが、
時間の流れとともに、塗装の一部が剥がれたり、コーティング塗装特有の“ツルツル感”が気になったりしてきます。
また、このような仕上げをされている家具や、ウッドデッキなどは、その表面に傷が入ってしまうと、
そこから水分を木が吸収してしまい、腐れを起こしてしまいます。
このような家具は材質の良さを損なう事なく、色味を付ける事のでき、ステインでありながら、
耐擦り傷性もある塗料で仕上げましょう。
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◆【木材保護着色塗料】オリンピック デッキステイン(半透明・含浸タイプ)◆
『デッキステイン』というモノをご存知でしょうか?
この塗料には、従来のオイルステインには無い、すり傷防止溶剤が調合されています。
従来のこのようなタイプの塗料では、ウッドデッキなどにペイントした時、そのうえにテーブルや、イス。
また、人が何度も靴のまま踏んでいることで、塗り方にもよりますが、数ヶ月程度で剥げてきたりしませんか?
これは【木】を保護する為に塗られている塗料だけでは、外部からの衝撃には耐えることができず、
また、木に浸透して着色しているので、表面が擦られると、直ぐに塗料ごと、その材質の【木】まで削れてしまうのです。
そうなってしまうと、木を保護していたはずの塗料はなくなってしまい、材質がむき出しになって、
雨風にさらされた末路は【腐る】・・・・・
本来、塗料は、その材質を守り、また、美しい空間を彩ってくれるものなのですが、この塗膜がなくなってしまうと
その【造られた形】までも失ってしまうという事ですね。
【ペンキ】と呼ばれるような塗料では、ステインに比べると厚めの塗膜を形成します。
少々の事では、材質まで脅かすような傷は入りませんが、形作られている材質が【木】となると、ペンキをベタッと
塗ってしまうと、木が呼吸できなくなって、割れたり剥がれてしまったり、余分な水分を外に排出する事ができなくなって
『カビ』や『腐れ』を発生させてしまいます。
そんな中、この【PPG】(Pittsburgh Plate Glas)という、アメリカのピッツバーグで誕生したガラス会社
(一部門で塗料の開発をしていて、PPG塗料はフェラーリなどの自動車メーカー指定の最高級塗料にもなっており、
必死になって塗りこまなくても、塗膜が厚く耐候性に優れ、特に深みのある濃色系が美しく仕上げる事ができます。
私も自動車板金塗装をしていた時に使用していましたが、国産の塗料に比べると金額はさておき、作業性は抜群です。)
が開発したウッドデッキ専用の塗料で、オイルステインには含まれない、人の往来やテーブルおよび椅子等の設置で
摩耗度の高いデッキには、耐久性、耐傷性を実現したデッキステイン塗料になります。
デッキステインの色見本一覧はこちらから
★紫外線防止効果について!★
オリンピックステイン&ペイントには、太陽の有害な光線から面材を保護する特殊な溶剤が含まれていますので、
【サンブロック】=紫外線を防止して、材質の美しさを保護していきます。
★防水効果について!★
水をブロックするクリアーな塗膜を形成するのですが、材質の呼吸を助け通気性を持たすことも実現しています。
防水効果としては、雨や散水などで水が掛かった時の表面にできた水玉がなくなったあとも持続します。
★開封後の塗料の保管について!★
塗料には使用期限というようなモノは特に表示されている事が無いのですが、
やはり、素材を守る為に使用するものですので、古い物を使い続けるのは良くないです。
使用される塗料にもよりますが、一度缶のフタを開けたモノは、なるべく早く使い切ってしまうのが良いと思います。
しかしながら、塗料を購入する時は、記載されている
【塗装面積】
(一缶当たり14平方メートル〜24平方メートル(一回塗り))などと書かれているものを参考にして買われると
思うのですが、『よく分からないなぁ』と感じませんか?
はっきりとした四角いところの表面積なら直ぐにわかるでしょうが、なかなか把握しにくい部分だと思います。
それでついつい多めに買ってしまって残ってしまう・・・・・
これでいいと思います。
多めに買っておけば、作業中に塗料が無くなって、『また買いに行かなくては』とかイライラする事もありませんし、
少ない量の塗料を何個も買うより、多めに入っている塗料缶で購入するほうが単価が安く済みます。
『なら、残った塗料はどうするか?』
ということになるのですが、塗料には【保管方法】というものがあるんです。
これは新しい塗料缶を開封するときから始めます。
1. まず、開封する時は、パレットナイフ等の側面を使って、一箇所から一気にあけようとせずに、
ゆっくり缶をまわしながら少しずつ開いていき、なるべく容器やフタに【ゆがみ】や【凹み】がでないようにします。
2. 次に、パレットナイフ等で、塗料を攪拌します。
グルグルまわすのではなく、塗料を底の方から上の方へ持ち上げていくような感じで混ぜていきます。
よく混ぜ終わったら、ペイント開始です。
(ペイント方法は、下記のメニューから色々参考にしてみてください。こちら。)
3. 使用後、塗料が残ったら、通常はフタをしっかりと閉めて保管するのですが、
より長持ちさせるコツはフタをしたあと空気が入らない様テープ等で周りを密封し、
缶を逆さまに置いて冷暗所に保管するという事です。
保管場所によって上下しますが、この『デッキステイン』は少なくとも5年は品質を保つことができます。
塗料は基本的に、高温多湿な場所を嫌います。
このような場所は塗料の寿命を縮める一番の場所になります。
私の個人的な、保管方法なのですが、その場所は【冷蔵庫の野菜室】。
色々試してみたのですが、古い冷蔵庫の野菜室(電源は入れています)に置いておくと、
溶剤も抜けることなく、長〜く保存する事ができています。
もし、古い冷蔵庫が余っていましたら、そちらを保管庫にしてみてはドウでしょうか。。
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