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☆ペイントでジーンズをリメイクするには☆
ステンシル(型)とアクリル塗料、それとエアブラシ(ハンドピース)を使ったジーンズリメイク法です。
落ち着いて型を丁寧に作ることができるようになりますと、いろんな事に応用して使えるようになります。
今回は、ジーンズに文字をペイントしてみました。
=使った物=
・描きたいデザインや文字を実寸大にコピーしたモノ(コピー用紙でOKです。)
・ジーンズ ・ステンシル作成用一式
・アクリル塗料 ・ピンセット
・エアブラシ
・スプレーのり(3M 55)
ペイントして欲しいと頼まれたモノなのですが、ご本人様の掲載OKの許可をいただきましたので・・・・・
PASSION→情熱という意味らしいのですが、書体や、文字の大きさ、位置は本人様の希望で行います。
=ステンシル作成=
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まずはステンシルを作成していきます。
ハンドピースの扱いに慣れてくると、こういった文字は、フリーハンドという技術で、
そのまま描いていけるようになるのですが、慣れるまでは、型を使って、ハンドピースの扱い方を練習します。
『私は出来るようになるんだ』という思いで、道具を使うようにしていくと、何回も描いているうちに型を使わなくても
描ける様になってきますので、未来の自分をイメージして作業していきます。
(最初からなんでも完璧に出来る人って、そんなにいません。
頑張って繰り返す事でいろんな事が見えてきて出来るようになります。
上手くいかなくても、あきらめないでぇ〜(>0<)”)
では、いきます。
立体をあらわす様な書体ですので、外側の輪郭部分と、内側の影の部分2つを作ります。
(上の書体を使い、白と黒は反転させます)
ステンシルをつくるを参考に、切り抜く事が出来たら、輪郭部分と、中の部分、
それぞれにスプレーのりを使って貼り付けできるようにしておきます。
(ベターと塗ってしまうのではなく、20〜30pほど距離を離して、サラッと吹き付けます。
手で触ってみてペタペタと、くっ付く程度で大丈夫です)
=白で“リンカク”をきめる=
最初にリンカク部分からペイントしていきます。
型をジーンズに貼り付けて、白でペイントしていきます。
(ハンドピースを使いますので、型の周りに多少なりとも塗料がとびます。そんなときは、型の周りをビニールなどで
マスキングしておきます。)
少し濃いめの塗料を丁寧に塗っていきます。
材質が生地ですので、塗料を吸い込んでいきます。
一度に一つの文字を塗ってしまおうと思わないで、同じ濃さで、すべての文字を塗っていき、最後までいったら、
また最初の文字にもどるというような感じで進めていくと、色のとまりがよくなります。
(最初にPから塗り始めて、色を付けていき、そのままNまでいって、またPに戻ってと徐々に濃くしていきます)
全体にバランスよく白をとめることが出来ましたら、型をはがします。
(塗った直後はとまっている様に見えても、乾いてくると透けてくる事がありますので、
型をはがした後ドライヤーを使って乾燥させます。問題なければ次の行程へ進みますが、
色が透けてくるようであればもう一度、ヅレない様に慎重に型を貼り付けて、ペイントしなおします。
最初の塗料がドライヤーで乾いていますので、比較的とめやすくなっています)
材質上、リンカクがハッキリせず、まわりがぼけた様になっていますが、この段階では問題ありません。
白をとめることが出来たら、(かるく触ってみて、指が付かなかったら大丈夫です。
=文字の影をいれる=
白色が乾きましたら、バランスを見ながら影用の型を貼り付けていきます。
今度は黒で丁寧に塗っていきます。
行程としては白を塗った時と同じなのですが、今度は白の上に塗っていきますので、とまりは良くなっています。
POINTは、出来るだけ型の中でけを塗っていくという事です。
ハンドピースのボタンを少しだけ引っぱって、吐出量を調整しながら塗っていきます。
文字の中の影の部分が完全に塗れましたら、ジーンズとハンドピースの距離を少し離して、
リンカクのぼけた部分を消していきます。
ここで注意したい事は、リンカク部分だけを濃くしてしまわないようにする事です。
リンカクに集中して塗ってしまうと、変に浮いたようになってしまいますので、広めに黒をぼかしていきます。
(距離を離して、ボタンをいっぱい引いて、フワッフワッと塗る感じです。
ポケットなどを取り付けている“糸”は出来るだけ塗らないようにします。)
イメージどおりに仕上がりましたら、型をはがします。
気にいらない時は、各行程を繰り返して修正していきます。
=仕上げる=
文字のペイントは、これで完成です。
が、このままで終わってしまいますと、洗濯したり、数回履いただけで、すぐに剥がれてきてしまいます。
そこで、文字の保護のために、クリアーを塗っておきます。
2液タイプのクリアーがあれば、ハンドピースを使って塗ることができます。
無い場合は、缶スプレーのクリアーを使います。
これも、ベターと塗ってしまうのではなく、
距離を離して、2〜3回、うっすらツヤがでる程度に文字とそのまわりに塗っておきます。
このまま、1〜2日乾燥させれば、OKです。履いて歩く事ができます。
洗濯については、念のために1週間以上あけてから行うのが良いと思います。
クリアーについてはもう少し詳しくこちらにまとめております。
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