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☆塗装の時に欠かせないカバー・養生とは☆
お部屋の壁をペイントする時はもちろんですが、家具をペイントする時なんかも、
そのまわりを【カバー】しておくようにします。
家具のペイントをする時は、おそらく家の外でされると思いますが、重たくて外に出すのが大変なんて時は、
いま置いてある場所から少し動かして、部屋の中で作業してしまいます。
この時、塗料がこぼれたり、とんだりするのを防ぐために、床をカバーします。
壁をペイントする時は、家具を部屋の中央に集めてその家具も、もちろんカバーします。
また、色を変えたい、塗りたい場所以外に塗料がつくのを防ぐ【カバー】する事を、【養生】といいます。
このカバーすること【養生】を、しっかりしておく。
この段階で「めんどくさいからまあいいかぁ〜」と手を抜いてしまうと、後から掃除をするのが大変です。
【刷毛】で塗る時もそうですが、【ローラー】を使ってペイントする時は思いのほか、塗料は回りにとんでいます。
もちろんすべてのペイントが終わってから掃除をする訳ですから、
その時には【養生】していない処に飛んでしまった塗料は乾燥して落とすのに、
ものすごい思いをする事になってしまいます。
その大変な思いをする(飛んでしまった塗料を落とす)のは、しっかりカバー(養生)する事の何倍もつらい事になります。
せっかく壁も思いどおりの色になり、家具もピカピカ、いい感じになったのに、
この無駄な作業が増えてしまったばっかりに、「もう、嫌!」って気分になったりします。
時間をかけて新しい空間に仕上げるために、しっかりとカバー(養生)しておくようにします。
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☆養生シート
テーブルや食器棚のような家具をペイントする時に最も適している養生シートがあります。
それは、荷物にかぶせたりする、あの【ブルーシート】です。
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ホームセンター等で安く手に入ると思います。サイズもいろいろありますが、ペイントする家具と、その周りに
塗料を置くスペースと、あなたが動きまわれるくらいの大きさのものが良いのですが、
どれくらいの物が良いのか分かりにくいので、大きめのモノを買っておきます。
大きいものなら折り返して使えますしね。
この【ブルーシート】はDIYで【木】を加工したりする時にも下に敷いて置けば掃除が楽になりますし、
使い勝手もいいと思いますよ。
◆注意◆
養生シートとして新聞紙を使った事があるのですが、これは良くないですね。
新聞紙に落ちた塗料がしみ込んで、そのまま乾いて床にくっついて取れなくなってしまったり、ペイントしながら、
そちらに気をとられてしまいます。
ペイントする事に集中したいのでやっぱり養生シートはビニール製のものがいいと思います。
養生シートはパタパタしない様に、はしを【マスキングテープ】でとめておくのですが、ガムテープなんかでも良いのですが、
床に貼って、剥すとき、【フロアー】(床材)の【クリアー】(つやだし)を、めくってしまう事がありますので、
ほどよい粘着の【マスキングテープ】をおすすめします。
☆マスキングテープ選び
【マスキングテープ】とはその名のとおり、マスキング(養生)する為のテープです。
マスキングテープには、幅がいろいろあるので、使う場所によって選んでもらえれば良いと思います。
6mmくらいのものから50mmくらいのものまであります。
使い分けとしましては、大きな面をはりたい時には、幅の広いもの、小さい面をはりたい時には、
幅の狭いものを使いますが、【養生シート】を貼る場合で言いますと シートの【きわ】を隙間なく貼るなら、
24mm〜30mmくらいのものでビチッと貼ってしまいます。
ポイントで角の4点をとめるくらいなら、24mmくらいのものでシートを引っ張る様にしてとめます。
また、ぺいんとしたい場所と、ペイントしたくない場所の【境目】のカバー(マスキング)する時は、
色を分けたいところの【きわ】から5mmほど逃げたところに24mm〜30mmくらいのマスキングテープを一度貼り、
そのテープの上から【養生シート】を貼ります。
(最初に貼ったマスキングテープの半分よりカバーしたい方側へにげた所あたりに)
最後に12mmくらいの幅の細いマスキングテープを分け目のところに
まっすぐ貼ればきれいにはれます。空気やごみが入らないように。
この最後の12mmのテープがポイントで、ペイントが終わってすぐ、
もしくは塗料が乾燥する前にゆっくり剥がしておくと、ペイントが乾燥するころには、
その境目が切れたようにならず、なめらかに仕上がります。
◆ペイントには【ペイント用マスキングテープ】を使いましょう。◆
★マスキングテープと似たもので、【紙テープ】がありますが、この紙テープは水分を吸い込むため、
ペイントする時に使うには向いていません。
ペイントがしみ込んではがした時、家具に変な模様がついてしまったり、剥がれなくなってしまったり、
きれいに仕上がりません。
見分け方としましては、
【マスキングテープ】→触ってみると表面が“ツルツル”していて、水をたらして見ると水分をはじきます。
【紙テープ】 →触ってみると表面は“ザラザラ”しています。水をたらして見ると水分がしみ込みます。
☆マスカー
養生シートには【マスカー】と呼ばれるビニールの片側の端にマスキングテープがついている
なんとも便利なものがあります。
養生シートを、のばしていくとその端についているマスキングテープもつながってのびていき、そのマスキングテープを、
カバーしたいところに貼り、後は折りたたんであるビニールのシートをのばして端をとめればおわりです。
←こんなモノです。
幅もいろいろありますので、使う場所に応じて、選んでみてください。
(私は、ビニールを広げた状態で、120pになるものを使っています)
ペイントする事自体はとても楽しく、どんどん塗っていきたいという気持ちになるのですが、
その前に、まわりをカバーする、養生するという作業は、とても大切な作業になります。
マンションのベランダのような場所でペイントする時も下準備としてまわりを養生シートでカバーしておきます。
時間はかかりますが、後の苦労を考えると、楽しくできますよ!!
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