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☆絵の描き方☆
キャラクターデザインをつくってみました。
自動車のキーレスのリモコンが汚くなってきましたので、型を使って絵を描いてみました。
またまた、エアブラシ(ハンドピース)を使用していますが、型( ステンシル)を使う事で、
筆を使ってもバランスよく塗り絵をするような感覚で描いていけると思います。
=使ったもの= あると便利
・ステンシル作成用一式 ・ピンセット
・アクリル塗料と塗料用接着剤 ・ドライヤー
・ラッカーシンナー ・キッチンペーパー
・エアブラシ(ハンドピース口径0.2) ・養生テープ・マスキングテープ
・コンプレッサー
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=リモコンを分解する=
まずはリモコンを分解します。電池の入れ替えが必要な物ですので、簡単にばらせる様になっています。
このタイプは、+のネジが一つだけで、片側はツメでとまっていました。
ドライバーでネジを外して、ツメを割らない様に慎重に開くとこんな感じです。
(非常に小さなネジです。他の部品もなくならないように大切に保管します)
キッチンペーパーにラッカーシンナーを染み込ませて、カバー全体を綺麗にふき取ります。
(プラスチックという材質上、シンナーで溶けるモノもあります。最初にカバーの裏側で溶けないか確認しておきます)
キズなどが気になるときは、耐水ペーパーを使って研いでおきます。
(形が変わらないように注意して)
ペーパーがけを行ったら、もう一度シンナー、または脱脂剤でふき取っておきます。
(今回はそのままペイントする事にしました。下処理を怠ると仕上がりはどうなるのか?)
ペイントしやすいように、台にカバーを固定します。
養生テープで輪を作って貼り付けています。
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=接着剤を塗る=
もう一度、脱脂してハンドピースを使ってエアブローします。
(小さなほこり等を吹き飛ばします)
ここでハンドピースに塗料用接着剤を入れて、全体にムラなく塗っていきます。
いりくんだところは、塗料が入りにくいので、最初はボタンの部分や、フックのところ、
側面などから塗っていき、その次に表の部分を塗るようにします。
全体にうっすらと艶が出てくれば完了です。
(塗料用接着剤は、塗る残しや、ガサガサに塗ってしまうと、完成後の塗膜の剥がれの
原因になりますが、厚く塗りすぎても、剥がれの原因になりますので注意します)
塗り終わったら、ドライヤーを使って乾燥させておきます。
カバーとの距離を離して温風をあてて、指で触ってベタベタしない程度になっていれば大丈夫です。
(乾く前に触ってしまうと、指紋が残ってしまいますので、台座についている塗料で確認をします)
=ステンシルをつくる=
ステンシルをつくるを参考にしてカッティングシートを切っていきます。
描きたい絵を紙に描いて、配色されている色の数だけ型を作ります。
(このキャラクターの場合、眼だけでも3つの型を作ります。
口は輪郭と歯、舌と作っていき、ネクタイとベルトの部分もつくります)
型を切り抜く事が出来たら、カッティングシートの粘着力を弱める為に、
アクリル塗料の白をパラッパラッと吹いておきます。
指で触ってみて白色が付かなくなったら乾いています。
=ペイントしていく=
ステンシルが完成したら、リモコンカバーにベースとなる黄色を塗り、ドライヤーを使って
よく乾かします。乾いたら、冷たい風をあてて熱を取っておきます。
そこにバランスを見ながらステンシルをのせます。
型が動かないように白を塗ります。
ドライヤーで乾かせて、次に目玉の水色(白色と青色で調色)を塗り、
乾かして黒を塗っていきます。
この、型の移動→塗り→乾燥を繰り返していき、絵を描いていきます。
型を使っての色入れが終わりましたら、ほっぺたや鼻、眼と口、シャツの部分などを黒色で縁取りしていきます。
(ハンドピースを使う場合は、すこしナレと技術が必要になりますが、慣れるまでは、細い筆を使ったり、
ガンダム用のすみ入れペン を使用すると、ストレス無く描いていく事ができます。
エアブラシを使って描ける様になると、もっと楽しくいろんな事に挑戦できますよ。)
これで絵は完成です。
あとは、絵を保護するためのクリアーを塗って、1〜2日乾燥させて元通りに組み付ければOKです。
クリアーについてはもう少し詳しくこちらにまとめてみました。
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